あらすじ&登場人物
売春街に住むチンピラのハンギが、ある日、ベンチで彼氏を待つソヌに一目ぼれ。 だが、ソヌに冷たくあしらわれたことから、逆恨みしつつも歪んだ愛しかたをするように。 ハンギの策略で売春婦にさせられたソヌも、 はじめはハンギを憎むものの、二人の間に微妙な変化が・・・
キャスト:
ハンギ ・・・ チョ・ジェヒョン ソヌ ・・・ ソ・ウォン
感想
この監督、韓国の北野武と言われているらしいです。 確かに、北野監督の映画と似てるかなーってかんじがしました。 なんかこう、汚い部分とか痛い部分とかこそ、映像化してこれでもかってほど見せるとこが。。(笑) ハンギ役の人、ドラマ「Happy Together」のムンジュの旦那役だと思うんですが、ここでもヤクザ。 でも、こっちのほうが、数段かっこいいヤクザというか、キレた役だったなー。
最初から、街で偶然見かけたソヌに一目ぼれして、突然キスしちゃって、 「へっ?なになにこの映画、一体なんなの?」って引き込まれるかんじ。 このソヌって子も、清純そうないい子なんかと思ったら、 書店の美術本の中の自分が気に入った絵のページを破って持っていくわ、 拾った財布の中身だけいただいちゃうわで、けっこうなクワせ者(笑)。
この事件がキッカケで、結局売春婦にならざるを得なくなるのですが、こっからがまたスゴイ! ソヌの仕事用ベッドの壁にマジックミラーをつけて、ソヌと客との情事をミラー越しに垣間見るハンギ。 つーかねー、これのどこが純愛・・・? ハンギが刺されて瀕死の状態になったり、子分の罪を被って死刑囚になったりしてはじめて、 売春街の中の孤独を紛らわせてくれるのもハンギってことがわかったようで、ハンギを愛するように・・・って、 いやー、私、ソヌの気持ちがイマイチ理解できません・・・ そりゃ、あの中では味方はハンギかもしれんけど、、、。
ま、一歩譲って、ハンギを愛してしまったことはいいよ。許す。 でも、最後、せっかく二人で売春街を離れたんだから、 「あー港町で漁業とかの仕事を手伝いながら暮らすのかー」って思ってたら・・・・ トラックの荷台で港町の漁師相手に売春してるよーーーー(汗) もう、娼婦でしか生きられない女ってこと?? そんな女でも、ハンギは愛してやまないってことで、それこそが純愛ってこと??? いやー、私の理解を超えた、とってもハードで刺激的な映画でした(笑
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